ミドル世代の介護職の場合、キャリアアップを求めて転職する人も多くいるが、その際には、できるだけ円満に退職することを心がけることが大切だ。
急に辞めたりすると業界内で悪評を立てられてしまうケースもるからだ。
もし悪い評判を立てられてしまった場合、次の転職先が決まらず就職できないということにもつながる恐れがある。
円満に転職するポイントはなるべく申し出を早めにするということだ。
遅くても1ヶ月前、ベストなのが2ヶ月から3ヶ月前に直接上司に辞めることを伝えておこう。
また、トラブルを避けるためには就業規則の退職を申し出る時期をチェックしておくことも重要だ。
企業によって時期を設けている場所もあり、退職日を決めるときにも、会社側と相談することによって円満に退職することができる。
事情がない限りは、できるだけ人手不足の時期を避けるようにするということもポイントだ。
人手不足の時に辞めてしまうと、他の職員の負担となってしまう。
人手不足が一時的なものであれば、人手不足が解消する時期を狙って退職する方が良いとされている。
しかし、現在介護現場においては慢性的な人手不足が懸念されている。
いつでも人手不足という場合には、早めに転職の意思を伝えたら毅然と辞めることがポイントだ。
また、円満に退職するためには引き継ぎは十分に行うようにしよう。
退職日から遡ってスケジュールを立てて、引き継ぎの業務を文書化するなど残しておくことで仕事をスムーズに引き継げる。
転職理由もキャリアアップなどの前向きな理由で辞めることを伝えれば、より円満に退職できる。